環境省調査、プラ問題への関心が95.8%に向上

 環境省がこのほど行った世論調査によると、プラスチックごみ問題に対し「関心がある」と回答した一般人の割合は令和4年9月時点で95.8%(令和2年度調査・89%)で、マイバッグの持参、プラスチック製カトラリーの辞退など具体 …

65歳以上2名以下世帯で公共浄化槽使用料低減へ

 環境省浄化槽推進室は12月2日、令和4年度第2次補正予算成立を受け、公共浄化槽等整備推進事業実施要綱を更新し、「公共浄化槽における少人数高齢世帯の維持管理負担軽減事業」の詳細を明らかにした。対象となるのは65歳以上2名 …

静環協が第7回災害時のし尿処理研修会開く

 静岡県環境整備事業協同組合(静環協、飯塚泰行理事長)は11月16日、静岡市清水文化会館「マリナート」で、第7回災害時のトイレ・し尿処理研修会を開催した。国連が提唱した「世界トイレの日(11月19日)」に合わせ開催する同 …

福浄協の令和4年度浄化槽シンポに170名

 (一財)福岡県浄化槽協会は11月4日、福岡市のパピヨン24ガスホールで令和4年度浄化槽シンポジウム福岡を開催した。対面での開催は3年ぶりで、会場には県内から約170名の参加があった。 同シンポジウムは、福岡県内における …

全浄協、令和4年度総会で三宮幸雄会長を再任

 全国浄化槽推進市町村協議会は11月18日、東京・菊川の(公財)日本環境整備教育センター研修室で令和4年度通常総会を開催した。対面開催は3年ぶりで、会場には市町村長6名を含む会員70名が参加した。議事では令和3年度事業報 …

総務省が公営企業経営改革の取組状況を公表

 総務省は11月15日、令和3年度末時点における公営企業における経営改革の取り組み状況を公表した。下水道事業に着目すると、令和3年度は事業廃止26件、広域化等が74件で、農業集落排水事業の公共下水道事業等への接続によるも …

環境省、長崎市で浄化槽トップセミナー開く

 環境省は11月11日、長崎駅前の出島メッセ長崎で「令和4年度浄化槽トップセミナー長崎」を開催した。同セミナーは地方公共団体の政策決定に携わるトップを対象に、浄化槽の特徴をアピールし、汚水処理未普及人口の早期解消と、浄化 …

補正予算案で浄化槽支援策を拡充

 令和4年度補正予算案が11月8日に閣議決定され、循環型社会形成推進交付金に5億円を新たに計上した。また再生可能エネルギー設備と併せて省エネ型浄化槽の導入が可能な「地域レジリエンス・脱炭素を同時実現する公共施設への自立・ …

自民党浄化槽議連が財務省、環境省に申し入れ

 自民党浄化槽推進議員連盟(会長=鈴木俊一財務大臣)は11月9日、財務省および環境省に令和5年度予算編成に向けた申し入れを行った。環境省では衛藤晟一会長代理から西村明宏環境大臣に決議書を手渡し、西村環境大臣は「しっかりと …

一廃適正処理体制確立へ自民党、民主党に新議連

 全国環境整備事業協同組合連合会(全国環整連、玉川福和会長)の呼びかけにより、自由民主党に「環境事業高度化議員連盟(以下、環境事業議連)」、立憲民主党に「一般廃棄物処理議員連盟(同、一廃処理議連)」が新たに設立された。会 …

熊谷清掃社、揚げカスの飼料化・燃料化施設が竣工

 揚げカスを資源化する国内初のリサイクルプラント「エコリオステーション熊谷(=(株)熊谷清掃社、西野則幸社長)」が11月1日、埼玉県熊谷市で竣工した。食品事業者から排出される揚げカスを事業所内にて減容化し、その絞りかすを …

アジア分散汚水処理ワークショップに28カ国参加

 環境省は11月4日、アジアにおける分散型汚水処理に関する第10回ワークショップをオンラインで開催した。同会議はアジアにおける水環境改善と、浄化槽の普及促進を目的に環境省が毎年開催するもの。今年度のテーマは「浄化槽による …

令和4年度上半期の出荷基数5.4万基

 (一社)浄化槽システム協会(JSA)の取りまとめによると、令和4年度上半期(4~9月)の浄化槽出荷基数は、50人槽までの小規模合併槽が5万4460基(対前年同期比0.3%減)、51人槽以上の中規模合併槽が537基(同7 …

自民・公明、浄化槽令和5年度予算編成へ決議採択

 自民党浄化槽整備推進議員連盟と、公明党浄化槽整備推進議員懇話会の総会が10月21日に都内で開催された。それぞれ関係団体、関係省から浄化槽を取り巻く課題についてヒアリング・意見交換を行い、令和5年度予算編成に向けた決議を …

全清連、地域の持続性確保へ全国研修大会開催

 (一社)全国清掃事業連合会(全清連、三井弘樹会長)は10月19日、東京・永田町の砂防会館で令和4年度全国研修大会を開催した。これまで一般廃棄物の適正処理を軸に、災害や感染症流行時の事業継続、災害廃棄物の処理支援、プラス …

第36回全国浄化槽技術研究集会、盛況裏に閉幕

 (公財)日本環境整備教育センター(JECES、由田秀人理事長)が主催する「第36回全国浄化槽技術研究集会」が10月18・19日、松山市のANAクラウンプラザホテル松山で3年ぶりに開催された。懇親会の中止など規模を縮小し …

経産省、資源循環経済の再構築へ研究会設置

 経済産業省は「成長志向型の資源自律経済デザイン研究会」を立ち上げ、10月5日に省内で初会合を開催した。近年の資源エネルギーの制約や気候変動問題、廃棄物問題等を背景に、資源循環経済政策を再構築することが目的で、①資源の再 …

長環協が浄化槽維持管理の脱炭素化へ講演会

 長野県環境整備事業協同組合(河野正美理事長)は10月15日、長野市のホテルメトロポリタン長野で「山崎宏史氏講演会」を開催した。演題は「2050年カーボンニュートラルに向けた浄化槽分野における温暖化対策」で、近年の脱炭素 …

全国環境連、長野県で第18回全国大会を開催

 全国一般廃棄物環境整備協同組合連合会(=全国環境連、河野正美会長)の第18回全国大会が10月14日、長野市のホテルメトロポリタン長野で開催された。3年ぶりとなる今大会のテーマは「浄化槽によるローカルSDGs(地域循環共 …

水戸市で令和4年度浄化槽トップセミナー開催

 環境省主催の令和4年度浄化槽トップセミナー茨城が10月13日、水戸市のホテルレイクビュー水戸で開催された。同セミナーは、地方公共団体の政策決定を担うトップに浄化槽の特徴をアピールし、さらなる普及促進につなげるためのもの …

岸田首相、下水汚泥堆肥化の利用拡大を指示

 政府の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部が9月9日、首相官邸で開催された。スマート農林水産業の推進、農林水産物・食品の輸出促進などの方策検討、推進が目的で、岸田文雄首相は食料品の物価高騰への対応として、下水汚泥堆肥化 …

浄ナビが浄化槽の脱炭素、SDGs推進へ研修会

 NPO法人浄化槽ナビゲータ認証機構(浄ナビ、岩渕和則理事長=北海道大学大学院農学研究院教授)は9月30日、東京駅前のステーションコンファレンス東京で2022年度研修会を開催した。テーマは脱炭素、SDGsで、環境省や有識 …

3年ぶりの第36回全国浄化槽大会に250名

 「浄化槽の日」を記念する「第36回全国浄化槽大会」が10月3日、東京・市ヶ谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で3年ぶりに開催された。例年より規模を大幅に縮小しての開催だったが、全国から約250名の関係者が出席する中、維持管理 …

環境省が(株)脱炭素化支援機構設立を認可

 環境省は9月14日、(株)脱炭素化支援機構の設立認可を行った。同機構は民間企業が実施する脱炭素化に資する事業について資金供給を行うもので、地域脱炭素投資促進ファンドを担っていた(一社)グリーンファイナンス推進機構が前身 …

徳島市、浄化槽普及率を64.6%へ引き上げ

 徳島市はこのほど、市汚水適正処理構想を公表した。平成28年度構想と比べ、下水道から浄化槽へ切り替えを進める内容となっている。 同市の汚水処理人口普及率は、令和2年度末時点において82%で、内訳は下水道によるものが30. …

君津市がクボタ浄化槽システムと協定締結

 千葉県君津市(石井宏子市長)は8月25日、クボタ浄化槽システム(株)(本社=兵庫県尼崎市、杉山雅利社長)と水環境の課題解決および里地里山の保全再生の推進を目的とした包括連携協定を締結したと公表した。 同市では平成15年 …

食品リサイクル法基本方針改定へ

 環境省と農林水産省は9月27日、対面・リモート併用方式で合同審議会を開催し、食品リサイクル法の基本方針改定に向けた検討を開始した。6月7日に閣議決定された規制改革実施計画を踏まえ、食品廃棄物のエネルギー利用推進、収集運 …