(一財)福岡県浄化槽協会は11月4日、福岡市のパピヨン24ガスホールで令和4年度浄化槽シンポジウム福岡を開催した。対面での開催は3年ぶりで、会場には県内から約170名の参加があった。
同シンポジウムは、福岡県内における効率的な汚水処理施設整備を推進するため、平成24年度から福岡県、福岡県浄化槽推進協議会との共催にて実施している。今年度は全国浄化槽推進市町村協議会(全浄協)の久川和彦事務局長が「近年の会員市町村における浄化槽整備手法の動向」、岡城技術士事務所の岡城孝雄所長が「災害時のトイレ対策の役割を担う浄化槽」について講演し、浄化槽制度や予算に係る近年の改正事項および留意点、浄化槽整備事業の類型化と分析、災害時におけるトイレ対策の現実、さらには浄化槽を活用した衛生対策など実務的な情報提供が行われた。(続きは本紙で)