環境省、一廃従事者の3回目接種で事務連絡

 環境省廃棄物適正処理推進課は2月16日、全国都道府県の一般廃棄物行政主管部局宛に「一般廃棄物の適正な処理および業務継続のための新型コロナワクチン3回目接種に係る積極的な対応」について事務連絡を行った。
 一般廃棄物処理従事者に対し、早期のブースター接種について配慮を求めるもので、事務連絡では「一般廃棄物であるごみ、し尿の収集運搬、処分が、国民生活を維持するために安定的に業務を継続する必要がある社会的に重要な業務」「災害時には被災地方公共団体への派遣を通じ、災害廃棄物の適正かつ円滑・迅速な処理に尽力いただいている」「ワクチン接種会場において接種に伴って排出される一般廃棄物や、自宅療養者のいる家庭や宿泊療養施設から排出される一般廃棄物を適正かつ円滑に処理いただいている」ことの3点から、希望者が円滑かつ早期にワクチンを接種できるよう配慮を求めた。
 具体的には高齢者等への接種完了後の優先接種、廃棄物処理事業継続計画における位置づけ等の対応としている。(続きは本紙で)