むつ市の浄化槽フォーラムに一般市民ら436名

 環境省などが主催する「令和3年度浄化槽フォーラム in むつ」が10月30日、青森県むつ市のプラザホテルむつで開催された。同フォーラムは、浄化槽の持つ優れた特徴を、汚水処理の現状とともに市民目線から広く発信することで、浄化槽のさらなる普及促進と汚水処理未普及の解消につなげることを目的としたもの。事前受付では623名の申し込みがあったが、当日はソーシャルディスタンス確保のため人数を絞ることとなり、会場には一般、行政、議会から436名が出席。宮下宗一郎むつ市長を交えて基調講演やパネルディスカッションを行い、今後の汚水処理のあり方について理解を深めた。
 冒頭で環境省の山本泰生浄化槽推進室長は、「浄化槽のメリットは早い、安い、強いという言葉で表せる。汚水処理施設の整備に関しては、令和8年度概成という目標があり、環境省としては浄化槽に関する補助の見直しについても進めているところ。宅内配管工事費に関する助成など幅広く活用して浄化槽整備を進めていただきたい。本日のフォーラムがこのエリアで浄化槽整備が進むきっかけになっていただければ幸い」と挨拶した。(続きは本紙で)