3R活動推進フォーラムは5月14日、東京・千代田区の法曹会館で平成30年度第13回理事会・総会を開催した。平成29年度事業報告、30年度事業計画案等を審議し、原案どおり承認した。会長、副会長、専任理事の選任では細田衛士会長(慶應義塾大学経済学部享受)を再任した。
冒頭で細田会長は「3R活動推進フォーラムが発足して13年目を迎えた。当フォーラムの会員は自治体会員と民間会員で構成される。自治体は45都道府県と4政令指定都市、5特別区、ほか7市、合わせて61会員、民間も68会員で合わせて138会員となった。1年前より1会員増加した。環境省からも自治体に加入を呼びかけていただき、改めてお礼を申し上げる。さて当フォーラムの主な事業は3R推進全国大会の開催、3R促進ポスターコンクールなどを中心に3Rの普及啓発に努めている。全国大会は昨年度は沖縄県、今年度は富山県での開催を予定している。また会員団体との連携、協働事業にも注力しているところで、今年度からは要望の多い研修・相談事業も拡充してまいりたい。引き続きフォーラム運営にご理解とご協力をいただければ」と挨拶した。
理事会・総会承認事項のうち30年度事業計画は、組織運営、広報普及活動、会員サービス充実など全7項目を盛り込み、このうち第13回3R推進全国大会は10月12日に、富山県の富山国際会議場で開催することを承認した。また連携・協働事業の「研修・相談事業」は、地方自治体から廃棄物処理法の研修セミナー、事業者から分別区分や分別収集等自治体との意見交換の場の設定要望があることを説明し、年度内に対応する方針を固めた。