都水協、第45回総会で浄化槽普及啓発事業等承認

(一社)東京都水環境システム協会の第45回通常総会が5月14日、東京・四ッ谷の主婦会館で開催された。平成29年度事業報告や、避難所トイレ支援システムの提言等を盛り込んだ30年度事業計画等を審議し、それぞれ原案どおり承認した。また役員の改選では、髙橋静雄会長の再任を決めた。総会後は懇親会を開き、関係団体から多数の来賓が出席したほか、中川雅治環境大臣、高木美智代厚生労働副大臣も公務の中駆けつけ祝辞を述べた。
懇親会の冒頭で高橋会長は「私どももお陰様で45回目の総会を迎えた。今年度は環境省の“中・大型浄化槽システム導入推進事業”の推進、浄化槽を活用した避難所におけるトイレ支援システムの提言などを実施してまいりたい。引き続き皆さまのご協力をいただければ」と挨拶した。
また来賓出席した中川環境大臣は「浄化槽の推進、さまざまな課題を乗り越え進めていかなければならない。それは東京都においても同様。都市部がイメージされがちだが、森林、清流、素晴らしい景観を持つ地域も存在する。地域の水環境を保全し、財政にも優しく、地方創生にも資する浄化槽の推進へ、皆さまのご意見を伺いながら職責を果たしてまいりたい」と祝辞を述べた。