(一社)日本産業機械工業会によると、2021年度の環境装置受注高は6495億円(対前年度比7.1%増)と3年連続で前年度を上回った。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は排煙脱硫装置の電力向けが減少し228億円(同51.8%減)となった。
水質汚濁防止装置は、産業廃水処理装置の機械向け、汚泥処理装置のその他非製造業向け、官公需の増加により1970億円(同12.3%増)となった。
ごみ処理装置は、都市ごみ処理装置の官公需、海外向け、事業系廃棄物処理装置の官公需、関連機器のその他非製造業向け、官公需の増加により4280億円(同12.1%増)となった。
騒音振動防止装置は、振動防止装置の石油化学向け、その他非製造業向けの増加により15億円(同0.5%増)だった。(続きは本紙で)