(株)ダイキアクシスは3月24日、同社のインド現地法人が「ガンジス川浄化計画」における分散型生活排水処理の第1号入札案件を落札したと公表した。
同計画は、インド全域の水問題解決に向け4兆円の予算が付けられた国家プロジェクトで、ガンジス川流域の9州が計画を立てている。プロジェクトには、同社がインドに適した浄化槽開発の共同研究を進めているインド工科大学ルールキー校も参加しており、今回、プロジェクトに関する第一弾として、浄化槽の納入と10年間のメンテナンス契約を同社のインド現地法人が受注した。受注額は日本円で浄化槽が約7500万円、メンテナンスが約4000万円。
同社は今回の受注に当たって「FRP製品を用いた分散型生活排水処理について、当社グループはインドにおいてさまざまな優位性を有している。今後についても、プロジェクトの入札案件のみならず、インドが直面する喫緊の課題解決に向けた提案を引き続き代理店または子会社単独で行っていく」とのコメントを発表している。