環境省、令和2年度浄化槽行政担当者会議をWEB開催

 環境省は2月26日、令和2年度浄化槽行政担当者会議をWEB会議にて開催した。全国都道府県等の担当者を対象に、令和3年度予算や要項改正の概要、浄化槽長寿命化計画策定ガイドライン等について説明したほか、環境省が作成し無償提供する「環境省版浄化槽台帳システム」の実演を行った。同システムの公開は4月中としている。

 会議の冒頭、環境省の山本泰生浄化槽推進室長は、「昨年4月に施行された改正浄化槽法では、様々なことが新たに規定された。本日の会議では、令和3年度予算における補助の仕組み、見直しの内容、改正法に関わる様々な情報を共有したい。予算については、公共浄化槽の長寿命化計画の策定や、長寿命化のための改築を支援の対象とする見直しが実施されているところ。また皆様におかれても様々な取り組みを行っていただいているところで、こうした情報も広く共有してまいりたい。事前の質問では浄化槽台帳システムへの関心が高く、その実演も含めて今の状況をお伝えしたい」と述べた。(続きは本紙で)