環境省・経産省、プラ資源循環施策のあり方案詰める

 環境省と経済産業省は11月20日、プラスチック資源循環戦略の実現に向けた第7回合同会合をWEB会議で開催した。すでに3回にわたって議論を重ねている「今後のプラスチック資源循環施策のあり方案(初出・第4回会合、7月)」について、政府の「2050年カーボンニュートラル」目標を盛り込むなど、委員の指摘・意見を踏まえ内容を詰めた。

 取りまとめ案の変更点は主に8点で、このうち「考え方」の部分では、「リサイクルによる再生利用、それが難しい場合には熱回収によるエネルギー利用を図ることとしている。その際には、経済性および技術可能性を考慮するとともに、製品・容器包装の機能確保との両立を図ること」「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて取り組む必要がある」と、プラスチック資源循環戦略の考え方および新たな政府目標に係る記述を追加した。(続きは本紙で)