(一社)日本産業機械工業会によると、令和2年度上半期の環境装置受注高は3683億円(対前年度比40.4%増)となった。官公需、特に都市ごみ処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加が影響した。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は排煙脱硫装置の電力向けが減少したことから148億円(同55.1%減)だった。
水質汚濁防止装置は産業廃水処理装置の食品、化学向け、汚泥処理装置の官公需向けが減少したことで790億円(同5.1%減)だった。内訳で下水汚水処理装置は396億円(同20.3%増)、し尿処理装置はゼロ、汚泥処理装置は271億円(同7.2%減)となっている。(続きは本紙で)