徳島県が改正浄化槽法に基づく“協議会”を設置

 徳島県はこのほど、「とくしま浄化槽連絡協議会」を立ち上げ、8月26日に徳島市の徳島県建設センターで初会合を開いた。同協議会は今年4月に施行された改正浄化槽法第54条「協議会」の規定に基づくもので、同条を適用し改めて協議会を設置するのは全国でもまだ例が少ない。
 会合には県・市町村担当者、浄化槽関係3団体、浄化槽PFI事業実施の特別目的会社、浄化槽施工・維持管理業者、メーカーなど約60名が出席し、汚水処理人口普及率の向上と浄化槽のさらなる普及促進に向けた課題提起があった。県からは単独処理浄化槽の合併転換方策、浄化槽台帳の整備、適正な維持管理、災害時における浄化槽汚泥の収集運搬および処理ルールづくりについて提案があり、今後の会合で議論を深めることとしている。(続きは本紙で)