環境省はこのほど、令和2年度における産業廃棄物の排出および処理状況をまとめた。総排出量は約3億7382万t(前年度3億8596万t、同比3.1%減)で、平成26年度から減少傾向が続いている。また再生利用量は約1億9902万t(同約2億357万t)、減量化量は約1億6571万t(同約1億7323万t)、最終処分量は約909万t(同約916万t)だった。
業種別排出量は、電気・ガス・熱供給・水道業が約9932万t(前年度約1億101万t)、農業・林業が約8237万t(同約8126万t)、建設業が約7821万t(同約7971万t)、パルプ・紙・紙加工品製造業が約3063万t(同約3368万t)、鉄鋼業が約2118万t(同約2596万t)で、上位5種で総排出量の8割以上を占めた。(続きは本紙で)