ドイツ、プラ事業者に費用負担求める法案承認

 ドイツ連邦政府はこのほど、使い捨てプラスチックを使用した製品製造業者に、公園や道路での廃棄物処理費用を負担させる法案を承認した。徴収額は製造品目と数量によって決定され、製造事業者はドイツ連邦環境省が管理する基金に毎年徴収金を納めることになる。
 新法の施行は2025年度とされており、Steffi Lemke環境大臣は「道路や公園、森林等に捨てられた使い捨て容器等の処理に係る費用は一般市民が負担している。製造事業者は自治体の回収、清掃費用に貢献すべきであり、新法によって資源の有効活用、環境保全、自治体の負担軽減が図られることを期待している」としている。(続きは本紙で)