公明党浄化槽整備推進議員懇話会の会長を務める秋野公造参議院議員は6月3日、参議院予算委員会で「避難所には浄化槽を必置とすべきではないか」と訴えた。答弁には岸田文雄首相が立ち、「浄化槽の整備が促進されるよう取り組んでいく」と答えた。
この質問は東日本大震災や熊本地震など、過去の災害で必ず発生してきたトイレ問題を念頭に置いたもので、秋野議員は「これから梅雨時期を迎え、避難所は災害時でも使用できるようにしなければならない。中でもトイレについては、下水道が損壊し、トイレが使えなくなったことも過去にはあった。下水道が整備されていても浄化槽は必要という考えのもと、内閣府ガイドライン(避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン)の更新を要望していたがどうなったか。また下水道が被災しても浄化槽によってトイレが使えるよう、学校をはじめとする避難所には合併処理浄化槽を必置とすべきではないか」と質問した。(続きは本紙で)