令和元年度食品ロス量は570万tに

 環境省は11月30日、令和元年度に国内で発生した食品ロス量は570万t(対前年度比30万t減)だったとの推計値を公表した。内訳は事業系が309万t(同15万t減)、家庭系が261万t(同5万t減)で4年連続の減少となるが、新型コロナウィルス感染症による事業活動縮小の影響も考えられ、環境省は「今後の推移を見守る必要がある」としている。
 食品ロス発生量は、事業系に関しては食品リサイクル法に基づく事業者からの報告等、家庭系に関しては市町村に対する実態調査等を元に算出している。世界ではSDGsのターゲットの一つとして「2030年までに世界全体の一人当たりの食料廃棄を半減」させることが盛り込まれたことを受け、食品ロス削減に向けた取り組みが加速化しており、国内では第4次循環型社会形成推進基本計画(平成30 年6月19 日閣議決定)および食品リサイクル法の基本方針(令和元年7月12日公表)で、2030年度の食品ロスを2000年度比で半減するとの目標が定められた。(続きは本紙で)