Daigasエナジー(株)(大阪市、大阪ガス100%子会社)は、食品廃棄物を原料にバイオガスを製造するオンサイト型バイオガス化システム「D-Bioメタン」を開発し、10月1日よりサービスの申し込み受付を開始した。購入型のシステムではなく、食品廃棄物をバイオガスに加工するサービスとして提供する点が特徴で、イニシャルレスで顧客の廃棄物およびCO2排出量の削減に貢献する。またシステム自体も高温化による処理速度の向上とコンパクト化、発酵槽にFRP製浄化槽を活用してコスト削減を図るなどの特徴を備える。
サービス開始に当たっては、(株)ベストーネの食品工場において平成29年8月~同30年4月、令和2年4月から現在に至る2回の実証試験で実運用が可能なことを確認した。(続きは本紙で)