西原ネオが排水処理運転管理支援サービス開始

 (株)西原ネオはこのほど、新サービス「N-MOS排水処理運転管理支援サービス」の提供を開始した。顧客が抱える排水処理施設の点検業務をIoT化し、さらに同社が長年培った水処理技術で施設の適正な運転管理をサポートする。トラブル対応の迅速化、施設の遠隔監視体制構築、ペーパーレス化、熟練スタッフ退職による不安解消、運転方法の見直しなど、排水処理施設の運転に関わるさまざまなニーズに対応可能だ。

 サービスには「N-MOS遠隔監視サービス」「N-MOSデジタル日報サービス」の2種が内包される。N-MOS遠隔監視サービスは排水処理施設に遠隔監視装置と通信機器を導入し、クラウドサービス「MMCloud」を経由して24時間連続監視体制を構築する。運転状況のレポートはいつでもスマートフォンやタブレット端末から閲覧でき、測定値や機器に異常があれば自動でメールを発し注意喚起を行う。
 N-MOSデジタル日報サービスはIoT化されていないデータの集約が可能で、顧客がタブレット端末で入力した点検結果について自動的に点検表の出力やグラフ化を行う。
 いずれの場合もデータは同社に共有され、異常の兆候があれば対策の提案などリモートによる支援が受けられる。(続きは本紙で)