環境省は11月11日、長崎駅前の出島メッセ長崎で「令和4年度浄化槽トップセミナー長崎」を開催した。同セミナーは地方公共団体の政策決定に携わるトップを対象に、浄化槽の特徴をアピールし、汚水処理未普及人口の早期解消と、浄化槽のさらなる整備促進を目指すもの。会場には県内外から約170名の行政・議会関係者が参加し、来賓には大石けんご長崎県知事、田上富久長崎市長が出席した。
当日は環境省浄化槽推進室の沼田正樹室長から開会挨拶があり、大石県知事は参加者への感謝を述べつつ「本県の複雑な海岸線では、下水処理施設のような大規模施設を整備するには困難を伴う。浄化槽は県民の暮らしを守るインフラ施設としての役割を果たしており、災害が頻発する中、その重要性はますます増している。引き続き連携して浄化槽の普及に努めていただけたら」と挨拶した。(続きは本紙で)