(株)ダイキアクシス(松山市、大亀裕社長)は10月26日、国際協力機構(JICA)による「イラク製油所近代化プロジェクト」において、同国バスラにある南部石油精製公社に浄化槽(処理能力3600m3・日)および海水淡水化装置(3600m3・日)を納入したと公表した。
イラクにおいて石油は基幹産業だが、操業中の製油所は戦災や老朽化により生産能力が低下しており、国内需要も十分にまかなえていない状況にあるという。そのため日本では、対イラク復興支援として最大規模のバスラ製油所の近代化プロジェクトを実施し、同社は当該石油所建設現場で働く作業員の生活排水処理と飲料水確保を目的に、浄化槽と海水淡水化装置を納入した。(続きは本紙で)