自民党浄化槽整備推進議員連盟と、公明党浄化槽整備推進議員懇話会の総会が10月21日に都内で開催された。それぞれ関係団体、関係省から浄化槽を取り巻く課題についてヒアリング・意見交換を行い、令和5年度予算編成に向けた決議を取りまとめた。今後、同決議に基づき、自民党議連、公明党懇話会として関係省に対して申し入れを行う方針。
ヒアリングが行われたのは自民党議連総会、公明党懇話会総会ともに共通で、(一社)全国浄化槽団体連合会(全浄連)と環境省、国土交通省の計3者。全浄連からは上田勝朗会長が出席し、それぞれの総会において①単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換(合併転換)推進②浄化槽整備事業の国庫補助率引き上げ③浄化槽維持管理の向上に取り組む自治体への支援推進④浄化槽を活用した防災拠点トイレシステムの導入推進⑤浄化槽台帳システム整備の推進⑥浄化槽システムの脱炭素化推進補助事業の継続⑦浄化槽設備士の技術力向上と人材確保の7項目について要望した。(続きは本紙で)