徳島県海陽町はこのほど、町汚水処理構想案を取りまとめ、3月21日までパブリックコメントを実施した。
構想案では引き続き集合処理を推進することとしているが、令和2年度末時点の汚水処理人口普及率66.1%を、同17年度までに100%まで引き上げる目標を打ち出しており、公共下水道および浄化槽ともに整備促進に向けたテコ入れが予想される。
令和2年度末時点の事業進捗は、公共下水道が89.4%、農業集落排水が100%で、公共下水道では認可区域に対する未整備区域が24.79haで、未処理人口が330人(167世帯)となっている。町は施設の統廃合等は行うものの、引き続き公共下水道の整備を継続する方針で、令和10年度までに3億8230万円(町費)をかけて施設を概成。また浄化槽は令和17年度まで計933基、3億4300万円(町費)をかけて整備する方針とした。(続きは本紙で)