東京都二十三区清掃一部事務組合はこのほど、令和3年度上半期のごみ量を取りまとめた。区収集分(家庭ごみ)は90万4200t(対前年同期比3.2%減)、持ち込みごみ(事業系)は37万7300t(同5.2%増)で、合計128万1500t(同0.9%減)だった。区収集分の内訳は、可燃ごみが13万6900t、不燃ごみが2600t、粗大ごみが6000t。
また令和元年度との比較では、区収集分が1%増、持ち込みごみが25.4%減だった。
家庭ごみが例年並みまで落ち着いた一方、事業系ごみの持ち直しが限定的で、トータルとしては新型コロナウィルス感染症の影響を特に強く受けた令和2年度とほぼ同様と言える。
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発出された地域はほぼ同様の傾向で推移していると考えられるが、「第6波」の懸念や「Go To キャンペーン」への期待など、依然として先行き不透明な状況が続いている。(続きは本紙で)