(一財)日本環境衛生センター(JESC)が主催する第65回生活と環境全国大会のオンデマンド配信が11月12日から始まった。同大会は、環境、廃棄物、リサイクル、生活衛生分野に携わる行政、産業界等の関係者が一堂に会し、環境保全に係る啓発や情報交換を行う場として昭和32年から毎年開催されてきたもの。今年度は10月12・13日に、東京・御茶ノ水にて対面で開催することとしていたが、新型コロナウィルス感染症の影響が懸念されたことからオンデマンド方式に変更した。配信期限は12月24日まで。
オンデマンド配信の特設ページでは、開会挨拶、受賞者への祝辞、講演、セミナー、展示会、研究発表など、第65回大会で予定していた全プログラムの配信を行っている。
大会会長を務める日本環境衛生センターの奥村明雄会長は、配信に当たって「昨年10月に金沢市で予定していた第64回大会は中止となり、63年間続けてきた歴史が途切れてしまった。今大会も実開催に向けて準備を進めてきたが、いまだ終息しない新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み、オンデマンド開催とした。ぜひ視聴いただきたい。生活衛生や地球環境の保全、廃棄物処理に関わる業務に携わる方々、こうした問題に関心をお持ちの市民の皆様の積極的な参加をお待ちしている」との挨拶を寄せた。(続きは本紙で)