全清連、第14回定時総会で三井会長を再任

 (一社)全国清掃事業連合会は4月26日、東京・一ツ橋の如水会館で第14回定時社員総会を開催した。全5議案を審議・承認し、令和5年度事業計画には行政および許可・委託業者で連携した業務継続計画の構築、プラスチック資源循環促進法など資源循環事業への積極的取り組みなど重要4事業、継続9事業を掲げた。任期満了に伴う役員の選任では、三井弘樹会長の再任を決めた。また総会後は4年ぶりに懇親会を開き、各界から多数の来賓が出席した。
 総会の冒頭で三井会長は、「新型コロナウイルス感染症が第5類に引き下げられるが、改めて気を引き締め、一般廃棄物の適正処理が滞ることのないよう業務継続に取り組んでいただきたい。さて本日は令和5年度事業計画案を後ほど上程するが、廃棄物処理はいまだ規制緩和の波にさらされている。また地方が抱えるさまざまな課題の中、行政や市民、顧客に存在感を示すことができなければ我々の業が縮小する。人手不足の問題も取り上げられるようになった。これらの問題に取り組むかどうかで会社の未来が大きく変わることになる。皆様と共に前に進んでまいりたい」と挨拶した。(続きは本紙で)