フジクリーン工業(株)は12月21日、浄化槽遠隔監視サービス「fuwamo(フワモ)FujiClean water monitoring system」を発売した。膜分離活性汚泥方式の膜分離装置に取り付ける圧力センサーで、通常と異なる膜差圧の感知によって膜の目詰まりや破損などの異常を推測する。膜分離装置の目詰まりやMLSS(活性汚泥浮遊物質)濃度の異常は浄化槽に重大なトラブルを招くことがあり、早期の異常発見と速やかな対処により、2次的トラブルで生じるコスト低減が期待できる。
既存の膜分離活性汚泥方式の浄化槽に後付けすることもでき、同社浄化槽ではPM型、PMJ型が対応する。また利用に当たっては、浄化槽付近の通信環境や制御盤の設置状況等を確認した上で、機器の取り付けと利用契約を締結する。同社では浄化槽管理者の利用状況に合わせて複数の料金オプションから最適なプランを提案する。(続きは本紙で)