洋食器および浄化槽メーカーのニッコー(株)は4月27日、飲食店のサステナビリティ(持続可能性)確保を支援する情報サイト「table source」を開設した。同時に食器のサーキュラーエコノミー(廃棄物発生を最小化する循環経済)を推進する研究開発プロジェクト「NIKKO Circular Lab」を立ち上げるとともに、日本サステイナブル・レストラン協会に加盟し、関係者と連携しながら食を取り巻く業界全体のサステナビリティ向上に取り組むことを表明した。
同社によると陶磁器業界では近年、上質な石や粘土等の天然資源が過剰採掘や宅地造成などにより枯渇傾向にあり、食器と密接に関連する飲食業界においても気候危機や土壌汚染、海洋プラスチック問題など新たな環境問題に直面している。業界のサステナビリティを確保するには食に関わる全ての関係者と連携する必要があり、こうした考えが今回の一連の取り組みにつながっているという。(続きは本紙で)