(一社)日本産業機械工業会によると、令和3年度上半期の環境装置受注高は3653億円(対前年度同期比0.8%減)となった。官公需の都市ごみ処理装置における需要減が影響した。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は、排煙脱硫装置と排煙脱硝装置の電力向けが減少したことから107億円(同28.1%減)だった。
水質汚濁防止装置は産業廃水処理装置の機械、電力向け、汚泥処理装置のその他非製造業、海外向けが増加したことで936億円(同18.4%増)だった。このうち下水汚水処理装置は398億円(同0.4%増)、し尿処理装置は700万円、汚泥処理装置は305億円(同12.8%増)となっている。(続きは本紙で)