環境省は8月9日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)において、IPCC第6次評価報告書が承認されたと公表した。同報告の政策決定者向け要約(SPM)では、人間の活動が地球温暖化を加速させてきたと初めて断定し、将来的により深刻な気温上昇、大雨、干ばつ等が発生しうることをまとめている。このことは今後、災害の頻発化を背景に温暖化が深刻な社会問題として捉えられ、カーボンニュートラルの取り組みレベルが一段上がる可能性があることを示している。
廃棄物分野でもバイオマス発電、汚泥利活用、収集車のEV化など、現段階では実証実験や先進事例にとどまっている取り組みの具体化があり得る。(続きは本紙で)