(一社)日本産業機械工業会によると、2020年度の環境装置受注高は6064億円(対前年度比4.9%増)だった。民需が918億円(同32%減)と大きく減少したが、官公需が4822億円(同13.9%増)と増加したことで、2年連続で前年度を上回った。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は排煙脱硫装置の電力向けが減少したものの、排煙脱硫装置の海外向けが増加したことから474億円(同0.3%増)となった。
水質汚濁防止装置は、産業廃水処理装置の食品向け、化学向け、鉄鋼向け、機械向け、下水 汚水処理装置の海外向けの減少により1754億円(同12.1%減)だった。(続きは本紙で)