令和2年小規模合併槽は10.4万基

 (一社)浄化槽システム協会(JSA)がこのほど公表した浄化槽出荷基数統計で、令和2年(1~12月)の小規模合併槽(50人槽以下)の出荷基数が10万4516基(対前年度比8.4%減)まで落ち込んだことが分かった。また中規模合併槽(51人槽以上)は1202基(同7%減)、RC・その他は16基(同36%減)まで減少している。

 出荷基数が落ち込んだ主な要因は、新型コロナウィルス感染症の影響を受けた住宅着工戸数の減少が響いたものと見られる。国土交通省が公表する令和2年の新設住宅着工戸数も81万5340戸で、対前年度比9.9%減と4年連続で減少した。(続きは本紙で)