浄化槽中央連絡協議会は7月10日、東京・四ツ谷の主婦会館プラザエフで平成30年度理事会・定期総会を開いた。新会長には全国管工事業協同組合連合会の松田英行副会長を選出し、30年度事業計画には単独処理浄化槽の合併転換推進、防災協定などの協力体制構築や、避難所への浄化槽設置と活用に係る啓発活動などを盛り込んだ。
総会後は懇親会が開かれ、初めに西日本豪雨の犠牲者に対し黙祷があった。 次いで新会長に就任した松田氏は「まず西日本豪雨の被災に遭われた方にお見舞いを申し上げたい。我々にできることがあれば進んで協力する」と述べた後、浄中連の活動について「浄中連は浄化槽の設計・製造・施工、保守点検、清掃、消毒剤等の供給に携わる関係者が相互の理解と緊密な協力を確立することで、浄化槽の機能を保持し、浄化槽による水洗化を促進し、環境衛生の保全、公衆衛生の向上、関連業界の発展を目的に昭和50年に設立された。平成30年度は私ども全管連が事務局を務めるが、これまで同様、合併処理浄化槽の普及促進に向け諸活動を進めてまいりたい」と理解と協力を求めた。