環境省は2月24日、令和5年度予算案における関係府省庁の環境保全経費を取りまとめた。合計額は1兆6399億円で、令和4年度当初予算比169億円の増額となった。脱炭素や食料関連施策が増額する一方、循環型社会の形成や大気環境の保全に係る経費が減額した。
各項目の予算規模は、「地球環境の保全」が6017億円(令和4年度当初予算比370億円増)、「生物多様性の保全および持続可能な利用」が1606億円(同15億円増)、「循環型社会の形成」が706億円(同16億円減)、「水環境、土壌環境、地盤環境、海洋環境の保全」が1507億円(同155億円増)、「大気環境の保全」が1433億円(同132億円減)、「包括的な化学物質対策」が52億円(同1億円減)、「放射性物質による環境汚染の防止」が3543億円(同203億円減)、「各種施策の基盤となる施策等」が1536億円(同20億円減)となった。(続きは本紙で)