日本サニテーションコンソーシアム(JSC)は5月25日、第17回運営委員会をWEB会議システムにより開催した。令和3年度事業実施結果、同4年度事業計画について審議し、それぞれ原案どおり承認した。
このうち令和3年度事業実施結果では、関係省受託事業や各種会議等への参画状況を報告し、下水道分野では海外における下水道整備状況調査や、今後5~10年間を見通した本邦下水道技術の海外展開方策の検討などを行った。
また浄化槽分野でも活発な動きがあり、昨年11月30日は「第9回アジアにおける分散型汚水処理に関するワークショップ」で発表および司会進行、今年1月26日と3月10日はラオス、スリランカでそれぞれ「浄化槽テクニカルセミナー」の開催支援、昨年6月から今年5月にかけてはインド行政官大学のオンライン研修コースにおいて分散型汚水管理制度について講演、昨年11月15~19日はアジア開発銀行研究所と国際協力機構(JICA)による分散型処理を含む包括的な都市衛生改善に関する研修会で講義を行ったことを報告した。(続きは本紙で)