令和5〜9年度までの次期廃棄物処理施設整備計画が6月30日に閣議決定され、環境省は同日、5月22日まで実施していたパブリックコメントの結果を公表した。
同計画は廃棄物処理法に基づき5年ごとに策定されるもので、ごみ処理施設や浄化槽など各種施設の整備目標を掲げている。次期計画では、2050年カーボンニュートラルの視点を新たに記載したほか、3R・適正処理の推進は災害時も含めてその方向性を堅持し、循環型社会の実現に向けた資源循環の視点を追加した。地域循環共生圏の構築については、脱炭素や、廃棄物処理施設における付加価値創出という観点で盛り込んだ。