(一社)全国浄化槽団体連合会(上田勝朗会長)は6月24日、東京・市ヶ谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で第10回定時総会を開催した。2021年度事業報告および収支決算など全3議案、報告2事項を承認し、総会決議では防災拠点トイレシステムなど全8項目を採択。任期満了に伴う役員の改選では上田勝朗会長の再任を決めた。また総会後の懇親会では、国会、関係省、業界から多数の来賓が出席し、環境省からは山口壯環境大臣、穂坂泰大臣政務官、中川康洋大臣政務官、国土交通省からは木村次郎国交大臣政務官、財務省からは鈴木俊一財務大臣が駆けつけた。
冒頭で上田会長は「コロナ禍によって対面で開催できることがなくなっていたが、徐々に関係省とも要望や提案、情報交換が行えるようになってきた。この1年は山口壯環境大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣、野上浩太郎農林水産大臣、鈴木俊一財務大臣、二之湯智防災担当大臣に面会し、浄化槽について説明させていただいた。その結果、避難所におけるトイレの確保・管理ガイドラインで浄化槽についての更新がなされ、これからも生活排水について情報交換してまいりたい」と1年を振り返った。(続きは本紙で)