自民党浄化槽推進議員連盟(会長=鈴木俊一財務大臣)は11月9日、財務省および環境省に令和5年度予算編成に向けた申し入れを行った。環境省では衛藤晟一会長代理から西村明宏環境大臣に決議書を手渡し、西村環境大臣は「しっかりと支援拡充を図ってまいりたい」と応えた。
手渡した決議書は、同議連が10月21日に(一社)全国浄化槽団体連合会(全浄連)などのヒアリングを経て取りまとめたもので、「特定既存単独処理浄化槽の判定促進に向けた指導・研修会の実施やPFI事業への支援」「汚水処理施設概成に向けた浄化槽整備事業の補助率引き上げ」「維持管理の向上や高齢化世帯等の維持管理負担軽減に取り組む市町村への支援」「浄化槽設備士への研修の機会の確保」「各要望を踏まえた令和5年度予算編成に当たっての支援」など8項目が盛り込まれている。(続きは本紙で)