環境省は2月19日、令和元年度における浄化槽設置基数は757万3286基(対前年度比1万8096基増)と発表した。内訳は単独処理浄化槽が375万1128基(同5万8549基減)、合併処理浄化槽が382万2158基(同7万6645基増)で、例年10万基程度で推移していた単独処理浄化槽の廃止が減少したことで、平成17年度以降初めて設置基数が増加に転じた。また浄化槽法に基づく法定検査の受検率は、使用開始後3~5カ月以内に行う7条検査が94.4%で前年度と同値、年1回行う11条検査が43.8%(同0.7ポイント増)で、合併処理浄化槽のみに限ると62.2%(同0.8ポイント増)だった。(続きは本紙で)