浄化槽中央連絡協議会(浄中連)は7月8日、東京・市ヶ谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で令和4年度理事会・定期総会を開催した。令和4年度事業計画等を審議・承認し、新会長には(一社)日本環境保全協会の山条忠文会長を選出した。また総会後は懇親会を開催し、環境省環境再生・資源循環局の土居健太郎局長、国土交通省不動産・建設経済局建設業課の兼重和明課長補佐らが来賓として出席した。
懇親会の冒頭で山条新会長は、「先ほどの総会では、昨年当協議会の会長を務められた全国環境整備事業協同組合連合会の玉川福和会長より新しい提案をいただき、その他含めて全9項目の活動方針を満場一致で承認させていただいた。今後も各団体が連携を深め、そして各団体においてもさまざまな立場で公衆衛生の向上、水環境の保全に向けて努力してまいりたい。全国の汚水処理人口普及率は92.1%に達したが、いまだ約1000万人の汚水未処理人口がある。この解消に向け、できるだけ早く浄化槽を整備する必要があり、環境省のご指導、ご鞭撻もいただきながら今年1年、当協議会を運営してまいりたい」と関係団体に協力を呼びかけた。(続きは本紙で)