(一社)日本産業機械工業会によると、令和4年の環境装置受注高は6116億円(対前年比4.7%減)で2年連続前年を下回った。官公需の減少が止まらず、外需も減少した。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は集じん装置の鉄鋼向けが増加し256億円(同6.5%増)となった。
水質汚濁防止装置は、下水汚水処理装置の官公需が減少し1937億円(同7.1%減)だった。内訳で下水汚水処理装置は726億円(同21.2%減)、し尿処理装置はゼロ円(前年・700万円)、汚泥処理装置は755億円(同3%減)となっている。(続きは本紙で)