(一社)日本産業機械工業会によると、令和2年の環境装置受注高は6628億円(対前年比26.7%増)となった。官公需の増加により2年ぶりに前年を上回った。
装置分野ごとの内訳を見ると、大気汚染防止装置は排煙脱硫装置の電力向けが減少し445億円(同24.8%減)だった。
水質汚濁防止装置は、産業廃水処理装置の化学、機械向けが減少し1738億円(同10.4%減)だった。内訳で下水汚水処理装置は831億円(同4.9%増)、し尿処理装置はゼロ、汚泥処理装置は616億円(同24.1%増)となっている。
ごみ処理装置は、都市ごみ処理装置、関連機器の官公需が増加し4429億円(同65%増)だった。(続きは本紙で)