日本廃棄物団体連合会が平成30年度総会

日本廃棄物団体連合会(南川秀樹会長)は6月28日、東京・虎ノ門の東海大学校友会館で平成30年度総会を開催した。平成29年度事業報告など全6議案を審議し、それぞれ原案どおり承認した。このうち30年度事業計画には各種講演会の開催や、SDGs(持続可能な開発目標)に関する会員間の情報共有、取りまとめなどを盛り込んだ。また総会後は懇親会を開き、中川雅治環境大臣をはじめ関係省、関係団体から多数の来賓が出席した。

懇親会の冒頭で南川会長は「最新の環境白書を読まれた方も多いと思うが、環境・生命文明社会を構築するという理念が掲げられている。今月、“中国の環境と開発に関する国際協力委員会”の委員として中国を訪問したが、中国も機構改革で“生態環境省”が新設された。そこで生物多様性、海洋汚染の問題、気候変動対策などを担当し、これからも情報交換を行い互いを高めあって行こうと話をした。そういう意味で今回の白書も、中国を含め世界全体が環境というものを大きく捉える方向に向かっていると感じる。廃棄物、循環型社会を構築するという中で我々が背負う役目も多いのではないか」と挨拶した。