ダイキアクシス 7月にインド子会社設立

(株)ダイキアクシスが海外の水関連インフラ事業を強化し、2018年12月期に17億円(対前年同期比3.5億円増)の売り上げを計画していることが分かった。インドでは2018年7月に子会社設立を予定する。

同社はインドネシアの浄化槽製造工場(生産能力200〜250基/年)を拠点に、インドネシア国内でのシェア拡大と、ミャンマー、インド、ケニア、スリランカでの市場開拓を進めている。

このうちインドでは、現地5社との代理店契約が進展し、トライアルマーケティングで一定の成果を上げたことからインド子会社の設立を決定。まずは同社のアジア統括会社「ダイキアクシスシンガポール」が1.5億円を出資し、2017年7月に新会社を設立、年内に現地協力会社と中・小型中心のカプセルタイプ浄化槽の製造販売を進める。事業が順調に推移すればさらに3.5億円の追加出資を行い、大型排水処理システムを中心に取り扱う別の新会社を立ち上げる方針。